このレビューはネタバレを含みます
初めて青山真治監督の作品を見た。人間の造形や間の取り方が独特で本質をつく作品に感じた。また、それによって人との繋がりの希薄さを描き出されていてとても面白く好きな監督だなと思った。
岸井ゆきののキャ…
それまで何度も登場しながら、人物が降りていくためだけに映されていた階段を、岸井ゆきのとの階段のシーンを経て、最後には多部未華子が登っていく、その後ろ姿と力強くも軽快な足取りを観ることこそが、映画を観…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
過去鑑賞。原作既読。
三代目の「花火」の作詞者の小説が原作。
原作読んだら映画行く気無くすくらいエグいケータイ小説感ある(^_^;)
原作の主人公まじで男が考える現代っ子のダメ子ちゃんて感じだし時…
当然そうなることもまぁわからなくもないが、filmarksの評価が低すぎて驚く
こういった映画が「よくわからない=つまらない」で消費されていくのなら、そりゃあ文学は売れなくなっていくし、大衆的なも…
空に住む人達は、皆さんふわふわと地に足のつかない現実感のない暮らし。でもその部屋の中を歩き回る足音や、移動しながら発せられる言葉は現実のものとして殊更リアルに響く。
両親の死の際にも流れなかった涙は…
生死に対する感情って難しい。
悲しいのに涙が出ない事もあるし、悲しくないのに涙が出ることもある。
他人がどうこう決めることじゃなくて、それをどう受け止めていくかが大事なんだなぁ。
少しお疲れ気味の社…
タワマンの40階という現実から遊離した空間にてさまざまな非現実的出来事が起こる。スターの岩ちゃんが家に来る事より管理人のおばさんが勝手に家に侵入してくる方がやばいよね。花をちぎって食べる異常さ。岸井…
>>続きを読む素晴らしい!
本当に。傑出している作品だ。
判りやすくいうと、映画としては『ドライブ・マイ・カー』より、10000倍すごい。(嘘だと思ったらくらべて見て欲しいです。ただ、別に『ドライブ…』をおとしめ…
HIGH BROW CINEMA