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女王トミュリス 史上最強の戦士のhokaのレビュー・感想・評価

3.0
独立から28年大統領として君臨したヌルスルタン・ナザルバエフの末娘がプロデューサーであることから、ある種の国策映画かもしれない。
ミュナレスの言い伝えは、紀元前のしかもミュナレスが生きた時代の100年後の伝記が元だから、その真偽は知ることは出来ない。

この外圧が厳しい昨今だから、遊牧民族のアイデンティティを掲揚する意味はあるだろう。

男尊女卑が色濃く残るイスラム社会で紀元前とはいえ、女王が強大なペルシャを撃破った話は痛快だろう。
そんな世相も見て取れる興味深い映画だった。
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