地球外生命体

女王トミュリス 史上最強の戦士の地球外生命体のレビュー・感想・評価

2.6
紀元前550年頃に実在した中央アジアの遊牧民マッサゲタイ族の女王トミュリスを主人公に、アケメネス朝ペルシアのキュロス大王を破ったという伝説の戦いを描いた、カザフスタン製作の歴史アクションドラマ。

紀元前550年頃の中央アジアの草原、ステップ地帯。マッサゲタイ族の長である父と家族を殺され、すべてを奪われた少女トミュリスは、孤独に耐えながらも鍛錬を重ね、成長する。バラバラになった臣下を再び集め、新しい仲間を得たトミュリスは父の復讐を果たし、マッサゲタイ国も大きくなっていく。しかし、世界の半分を征服する大帝国アケネメス朝ペルシアのキュロス大王の手が隣国にまで迫り、トミュリスにも服従を要求してくる。そんなキュロス大王の脅しにも屈しないトミュリスは、圧倒的な兵力差のペルシア軍を相手に民族の誇りをかけて戦いを挑む。

【『ヒストリアイ』著書/ヘロドトス】
キュロス2世は使者を通じ、自分の妻に迎えたいと称して、夫に先立たれていたトミュリス女王に求婚。トミュリス女王は、アケメネス朝ペルシアが求めているのは自分ではなく、マッサゲタイの王位であることを見抜き、彼の来訪を拒絶。

キュロス2世は配下のクロイソス(元リュディア王で、リュディア滅亡後キュロス2世の家臣となっていた)の献策を受け入れる。

豪勢な食事や酒を用意しておき、最も劣弱な部隊だけで負け戦を行い、満腹状態で酔いつぶれているマッサゲタイ軍を油断させ、一方的に虐殺、スパルガビセスを捕虜とした。後にスパルガビセスはそれを恥じて自殺。

★2020年レトランジュ映画祭
作品賞
★2020年トーラス・ワールド・スタント賞
Best Action in a Foreign Film
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