たむ

ラブ・ギャランティードのたむのレビュー・感想・評価

ラブ・ギャランティード(2020年製作の映画)
2.9
『デアデビル』や『ゴーストライダー』の監督のNETFLIXオリジナルの大人のロマコメです。
アクション派の監督だと思っていましたが、べたにべたを塗り重ねていく手法は、ベッタベタでしたが、なかなか面白い作品です。

出会い系サイトで1,000回デートしても恋人のできない男が、正義感のある女性弁護士とともに、サイトを告訴。
当然この2人にもロマンスな感情が…どうですか、ベタでしょう?

この作品に惹かれたのは、題材も面白いですが、何よりキャスティングです。
レイチェル・リー・クックさんが正義感あふれる弁護士を演じ、訴えられる出会い系サイトの社長がヘザー・グラハムさん。
今やベテランとなってしまいましたが、どちらもハリウッド最注目のアイドルでしたし、クックさんはラックスのCM一本で、日本を虜にしていた記憶があります。
グラハムさんも『ブギーナイツ』で注目されて、おバカからシリアスまでこなす女優さんになりました。

この2人の共演はなかなかに興味深いものでしたし、いがみ合っている2人が惹かれていく王道すぎる展開と、若者向け映画が多い中で、大人のロマンスを観られました。

ただ、観ているうちに何で訴えなければいけないんだっけ?とか、善人ばっかりだとか、ベタすぎるクライマックスには、一工夫あったら、少なくとも法廷ものであれば、あってもいい気がしましたね。
たむ

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