色彩論 序章の作品情報・感想・評価

色彩論 序章2017年製作の映画)

製作国:

上映時間:6分

3.7

監督

『色彩論 序章』に投稿された感想・評価

「色彩論」というタイトルだけど映像自体はモノクロだ。白黒の世界の中に光が差し込み、スクリーンに照射される頃には光が作った陰影がわたしたちの目の前に現れる。ゲーテの色彩論から着想を得たとのことだけど、…

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梅田

梅田の感想・評価

-
ゲーテの色彩論からの着想で、タイトルに反してモノクロの短編。観る人が自分なりの色を重ねて観る映画。
eigajikou

eigajikouの感想・評価

4.0
自分はお金もかけて凝りすぎた?『Mank/マンク』のルックより本作のルックの方が断然好き。
ひる

ひるの感想・評価

3.9
実写ともアニメとも断言し難い、ショットという概念が揺さぶられる、所詮は光と影の反影でしかないムービングピクチャー=映画への挑戦状。
町蔵

町蔵の感想・評価

-

2017年/6分

◆ゲーテは自然を愛し、環境の整った実験室で分析された光(学)からは距離をとった。「色彩というのは眼という感覚に対する自然の規則的な現象」だと彼は言う。彼が眼というとき、それは網膜…

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小田香短編集
白と黒、光と影
小田香の作家性にはほぁ~~~~~~と感心するしかない。何も言えない。
淡い光、なんて神々しいのか。
色彩とは…。
世界一美しい映像。
ファーストショットの美しさはこの世のものとは思えない。ただただ息を呑む。
mingo

mingoの感想・評価

3.7
「色彩というのは眼という感覚に対する自然の規則的な現象」冒頭のゲーテの光についての文章が真実のように思えて仕方が無い。個人史を通り抜けた先に色彩を帯びる。序章だけでは勿体ない…
すっごい。こんな光は見たことない。
どうやって撮るとこんなの撮れるの。
カメラマンとしての小田監督の力。

小田香の短編 6分 16ミリ白黒
「光と光ならざるもの」
ブラインドカーテンに差す光の揺らめき、シーツに無数に落ちる光の斑点の揺らめきがハイキーな映像で描かれる。
水の音が通奏する。洞窟のようだ。

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