なお

シャザム!~神々の怒り〜のなおのネタバレレビュー・内容・結末

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「花粉症に負けるな!春のひとり映画祭」2本目。

DCEU第12作にして、2019年公開『シャザム!』の正式続編。

✏️大事なことはワイルド・スピードが教えてくれた
「シャザム!」はもうずっとこれでよくない…?
といった感じの雰囲気で、超正統に進化した続編。

ムダに頑丈なフィジカルとメンタルを生かしたハチャメチャアクションや、敵を”口撃”でおちょくりながら戦う戦闘スタイルは前作から引き続きかなり自分好み。

劇中のコメディシーンも笑いどころたっぷり。
特に魔法の筆(たしか名前はフレディ)に、本作ヴィランの神三姉妹宛てに書いた手紙の内容は捧腹絶倒。
自分だけじゃなくて自分のご近所に座っていた方ももれなく笑ってましたね。
ゲータレードは武器じゃない。

「家族」に主軸を置いたストーリー展開も前作から引き続いて健在。

ハチャメチャっぷりが度を過ぎ、「フィラデルフィアの恥」という不名誉な称号を手に入れてしまったシャザム。
「このままでは家族に迷惑がかかる」と、独り立ちを決意するビリーに養父母がかける優しい言葉…
やはりこのシャザム、家族というテーマは切っても切れぬテーマのようですな。

だがしかし、それ以外のストーリー展開の大筋は残念ながら予測可能なもの。

三姉妹がいて、そのうち一人(しかも我の強い次女)がいたらそれはもう裏切ること120%確定。
そしてこちらの期待通り、その次女は長女(長老?)と三女を裏切り地球人に攻勢をしかけることになる。

また、前作と違い「シャザム」に変身した状態での兄妹間でのコンビネーション・バトル要素が薄かったのは残念。

✏️ゲスト出演
そしてほとんどの方が驚愕したであろうワンダーウーマンの登場。
…そういえば彼女は神の一員だったな。

『ワンダーウーマン 1984』以来3年ぶりのガル・ガドット演じるワンダーウーマンはやはり美しい。
あのテーマ曲が流れた瞬間マジで鳥肌立ってしまったよ。

☑️まとめ
ストーリー的な意外性はさほどなかったものの、「シャザム!」の続編として見れば満足度高めの良作。

みんなお待ちかねミッド・クレジットではシャザムが「ジャスティス・ソサエティ」にスカウトされるという件もあり、続編への期待感を高めてくれた。

あとこれは超余談だけれど、神三姉妹の次女・カリプソが駆るドラゴンにシャザムが急襲をしかける際の「Hey!カリーシ」というセリフ。
めちゃくちゃ笑った。たしかにカリーシが操るドラゴンに似てた。

あのシーンとセリフの意味が分からない人は『ゲーム・オブ・スローンズ』を見てね。
10シーズンくらいあるのですんごい長いけど。

<作品スコア>
😂笑 い:★★★★★
😲驚 き:★★★★★
🥲感 動:★★★☆☆
📖物 語:★★★☆☆
🏃‍♂️テンポ:★★★★☆

🎬2023年鑑賞数:39(14)
※カッコ内は劇場鑑賞数
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