神のパワーを授かったビリーたち6人の子どもたちは、地上で起きたトラブルの解決に奔走していた。しかし、いかんせん子どもなので失敗もするし、ビリーは結束を強要しすぎて他の子からウザがられている。そんなとき、神の娘たち三姉妹が地球に降り立ち……。
子どもたちの可愛らしさと、ちょっとビックリするくらいのグロテスクさというバランスが絶妙だった前作から引き続き、今作も楽しいながらもちょっと怖いという仕上がりになっている。3人の女神がヘレン・ミレン、ルーシー・リュー、レイチェル・ジグラーという強すぎの面子なのだが、彼女たちが使う能力がいちいち迫力があった禍々しいし、それぞれ存在感があるのでCGに負けていない。
全体としては良くも悪くも子ども向けなので、スケールが大きいわけでもないしユルさもある。ただ、トムホのスパイダーマンなんかはシリアスすぎると私は感じるので、これくらいでちょうどいいんじゃないのかなあ。わちゃわちゃしたノリが最後まで続くのも、思春期あるあるみたいなのがたくさんあるのも、微笑ましくて良い。
とはいえ、感想もこうして浅くなっちゃうんだけどね……特に言うことがないんだもん!