夜行列車に乗ったカリート

シャザム!~神々の怒り〜の夜行列車に乗ったカリートのレビュー・感想・評価

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)
2.5
子供が変身してマッチョヒーローになる映画part2

前作で主人公ビリーが魔術師の杖を折っちゃったので、悪い女神が攻めてきてワー…というのがストーリー。

まぁ普通のヒーロー映画でした。
脚本も構成も、大人というより子供向けに作られています。

コンセプトとして「見た目は大人、中身は子供」と謳われてますが、そのギャップ表現が弱かったです。基本変身した状態のシーンが多く、子供姿での場面が少ないのもあります。
前作から役者が結構成長しているのもあって、そこまで子供感が無くなってるんですよね。子供の成長は早いから、続編を作るなら早くしないと。

変身した姿も姿で、中身が子供というよりは、冗談や皮肉ばっかり言う明るいおっさん、みたいなキャラクターに映ります。
変身前もそのキャラ設定なら良いんですけど、結構普通の若者だからなぁ。

そんな理由もあって変身後の姿が多いんだろうけど、この作品の売りである「見た目は大人、中身は子供」から遠ざかってしまってますね。前作はそこが面白かったんですけど…。

まぁ所々のギャグは面白かったです。悪い女神に出した手紙とかは、その時の会話内容まで全部文章にされてて笑いました。
ゲータレードは武器!!

続編があれば、もう少し大人でも唸る構成のにしてもらいたいですね。