このレビューはネタバレを含みます
フラッシュことバリーが母を救う為、バットマンに止めろと言われていた過去へ移動してトマト缶を移動させた結果、世界が危機に陥る話。
ワーナーブラザーズ経営陣による騒動や、主演のエズラミラーのスキャンダルによる上映危機を乗り越えての公開。
これまでのDCユニバースに一区切りをつける作品と告知されている集大成作品。
これまでのDCユニバースのメンバーや、過去作バットマン(マイケルキートン)やスーパーガールやマルチバースのスーパーマンが登場する。
クラシカルなバットマシーンの数々や戦闘の演出、特に冒頭の病院のシーンはワクワクした。
が、結局、スーパーガールもキートンバットマンも殺されてしまい、母が生存する世界を救うことが出来なかったことには引っかかる。確かにバリーの成長には繋がったのだがなんだかもんにょりする。謎の敵の正体の判明からエンドゲームのような大団円を迎えると思っただけに少し残念。
これまでのDCユニバースの区切りとしても無理矢理感が否めない。「これで、ベンアフレックバットマンとかもう出ないのん、、、?」と喉に何かが引っ掛かる。
仕方がないのだが大人の事情を感じてしまう映画になってしまった。