【過去の傷があって、今の自分がいる】
2023年56本目
タイムループ、バトルエンターテイメント!
ビル崩壊現場でのフラッシュの活躍ぶりから、彼の能力説明パートを簡潔に演出。
そこから、彼の悲しい過去が説明され、その悲しみのラン🏃がタイムループを実現させます。過去に戻れると知った彼の行動は、あの頃に戻って、母親の生きてる世界を取り戻すこと。
設定が完全にバックトゥザフューチャーじゃん!という感想は、しっかりと作中で登場人物たちが弄っています。
ベンアフレック版バットマンからは、「過去を変えることは"使命"ではない」と止められますが、フラッシュの心はすでに決まってました。
彼が過去に戻って母が生きてる時間軸を生み出したことで、未来が変わってしまいます。
今回エズラミラーは一人二役を演じ、違う時間軸の自分を見事に演じ分けています。
そしてとにかく出演者たちが豪華なこと。
ファン待望のサプライズ演出や、カムバックしたマイケルキートンなど、激アツ展開に鳥肌が止まりません。
ゾッド将軍との決戦は消化不良に終わりましたが、何度やってもスーパーウーマンが敗北するシーンは絶望的で、結局時間軸どうなって今に至ってるんだという謎は残ります。
コメディ要素も満載で見応えありでした。