前途多難だったDCFUも
今作をもって新たな体制による、
DCUに移行するようです。
ジェームズ・ガンがまとめるこれからのDCにも期待です。
そんな事情もありながら、
フラッシュは悲しい現実を変えるために過去へ戻る!
DCコミック映画ネタはもちろん、
たくさんの小ネタが盛り込まれています。
それに気付くために、少しのDC映画の予備知識と先に書いた事情なんかを知っていれば最大限楽しめます。
それを抜きにしたとしても、
フラッシュことバリー・アレンの楽しいキャラクター、今回は過去と現在のバリーを見られるのが楽しい。
歳が違う2人は性格も違うので、
その演じ分けもすごいですね。
主演のエズラ・ミラーずっとバリーをやって欲しいぐらいはまり役です。
あと、マイケル・キートンが再演するバットマンも良かった。
ベテランながら、キレた動きと落ち着き払った戦い方が渋くかっこいい。
それを言うと、スーバーガールも良かった。新鋭の女優サッシャ・カジェ。今回初めて見ましたが、クールな雰囲気でこれから売れていくこと間違いなしですね。
コミックや映画ファンに向けた楽しい要素のバランスが多めには感じますが、それも不自然ではなく劇中のドラマにうまく絡めてあるので、すごい楽しめました。
それにしても、最近のMARVELやDCのヒーロー映画はクオリティがインフレを起こしてますよね。
ハードルが上がりきってる。
でも、それを越えたものを作ってくるからすごい。これからも楽しみです。