このレビューはネタバレを含みます
失った家族への想いという王道の展開ではあるけれど、そんなこと考える余裕もないほど泣いてしまった。
他ヒーローとの絡みなど、アメコミの文脈を存分に利用しているが、フラッシュという1人の人間の物語に終始しており、軸としてはブレていないところが素晴らしい。
一方で、今作もまた「大きな時間の流れを守るために、"大切な人に生きていて欲しい"というヒーローの想いが犠牲になる話」になってしまっているのは悲しい。
そういう展開だと物語としてダメ、という話では決してないが、いつかはそういった大きな構造に従うだけではなく別の答えを見出す「ヒーロー」が現れてくれるといいなと思う。
追記:スーパーガールのビジュアルがちょっとフェチすぎて、え〜好きってなった。