前評判や宣伝文句で言われるような“最高傑作”かと言われるとそこまでではなかったけど、ストーリーはよく練られていたし最後はちょっと泣いたし、これまでのMCUやスパイダーバースでの表現とはまた違うマルチバースの見せ方が新鮮で普通に面白かった。
スピードフォースをはじめ空間移動やパラレルワールド、時空移動といった多種多様な能力を発揮し、敵と戦うヒーローというより弱きを助けまくるヒーロー『フラッシュ』。
序盤の病院の赤ちゃん救出シーンからフラッシュらしいスピード(というか映像的にはスローモーションになっちゃうのだけど)の緩急を活かしたユニークなアクションが楽しい。
『ジャスティス・リーグ』でいきなりフラッシュとして初登場したため、どういった経緯で能力を得てヒーローになったのか、オリジン要素はどうするんだろうと思ったら、稲妻が落ちるその日の自分に遭遇することでイベントを発生させるというプロットで納得。
本作のハイライトのひとつでもあったキートンバッツとスーパーガールの活躍もめちゃくちゃ良かった。キートンバッツ、まさか今になって復活させられるとは。
マルチバース解説時のスパゲッティ理論、わかるようなわからないような。鑑賞中無性にスパゲッティ食べたくなっちゃって観終わってからサイゼに直行。遅いランチにポモドーロ食べるなどした。
バッツとバリーのやり取りがちょっとBTTFのドクとマーティっぽかったのは狙いかな。
スーパーガールに扮したサッシャ・カジェ、ハンサムでかっこよかったな。思ったよりスクリーンタイムが短めだったのでもっと見ていたかった。