ヨスケ

ザ・フラッシュのヨスケのレビュー・感想・評価

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)
4.5
DCコミックスの超音速ヒーロー
ザ・フラッシュの単独作品。幼い頃に亡くした母の命と、妻殺しの冤罪で服役中の父を救うことができず、心に傷を抱えるフラッシュことバリー・アレン。超音速で走る能力で図らずも時を超えられることを知り、母の命を救うことに成功する。しかし過去を変えたことにより、その後の時間に歪みが発生。かつてスーパーマンが撃退したはずの強大な敵が現れ、バリーは過去の自分や異なる時間軸のバットマンと協力し他のスーパーヒーロー達を探すが、彼らは存在すらしないことを知る…。

本作にはティム・バートン監督作品『バットマン』(1989年)で主人公ブルース・ウェインを演じたマイケル・キートンが30年以上の時を経てバットマンとしての勇姿を現す。スーパーヒーローが愛のために時を超える。SFに形を借りた愛を描く映画に私は目がない。終盤で描かれるある別れには、落涙を止めることができなかった。
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