あちぴろ

ザ・フラッシュのあちぴろのレビュー・感想・評価

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)
4.2
正直、「ジャスティスリーグ」でももう一つ影の薄いキャラだし、速く走れるけどスーパーマンには目で追いつかれてしまうし。

そんな彼の単独作品。
プライベートで色々と問題起こして上映も延びたとかの記事を読んだ記憶もあるものの、いざ始まると中々の良作と聞く。
観ておきたいよねぇ。
広告動画ではなんと、マイケル・キートンのバットマン!!
否が応でも観たくなる。

さて、なんばパークスシネマで鑑賞。

オープニングからめちゃくちゃアガる。
タイトル出る前のちょっとしたら小ボケも挟んで始まる訳だが、ここからがなかなかの見せ場。
ジェレミー・アイアンズ演じる、執事アルフレッドに、ケツアゴ:バットマン。(失礼)
このバットマンのマスク姿がベン・アフレックに見えなかったんだが。
いざ、ワンダーウーマンが出てくるといやいや、彼だ。ケツアゴだ。笑

うぉ、何て豪華なオープニング。
と、そのあとはフラッシユ:バリー・アレン(エズラ・ミラー)の母親の死の話になり、本作のベースとなる「過去に戻る」能力の開花。
さらには、すり抜けまでやってのける。
なるほど確かに高速、超速で動けるのであれば、物質を抜けることも可能となるのか。詳しくは知らんけど。笑

そして、別の次元、マルチバースの世界が生まれていくのだが、ここで登場する本来とは違うバットマン。
マイケル・キートン版で初めてバットマンの映画を観た自分にとってはやはり、この口元のバットマンがバットマンとしての記憶に深く刻まれているわけで。
嬉しいのであります。

そこから、なんとスーパーマンかと思いきや、スーパーガールが登場。可愛い。
どこか、ミシェル・ロドリゲスに似てる様な気もする。
ある意味のジャスティスリーグ(ワンダーウーマンもアクアマンもサイボーグもいないけど)が完成。フラッシユ2人とか胸熱か。
このバットスーツの改造がまた良かった。

フラッシユの超速による効果を表すゲロったり、服が破けたりという説明的な要素は不要な様でなるほどと思える裏付けになっててしっかりと作ってる感じがしてとても良い。

なかなかうまくいかない展開ではあったけど、終わってみればとても面白い映画でした。









▼ ▼ ▼以下、ネタバレに触れます▼ ▼ ▼

うぉ、なんと、そんなに沢山の人たち出てくるの?
・クラーク・ケント(クリストファー・リーヴ)!!とスーパーガール(多分、ヘレン・スレイター?)
小学生の頃に「S」のついたタンクトップ着てたのを思い出すくらい懐かしいスーパーマン!
・え?!ニコラス・ケイジ?!してたことあるの?と後から調べると頓挫したけどティム・バートン作で演じる予定があったとか!知らんかった。ロン毛のスーパーマンにビビる。
・え?さらにもう一人のバットマン!ジョージ・クルーニーの登場に笑顔すら出てしまう。確か、バットマンを演じたことを後悔してるみたいな記事読んだ記憶あるんだけど、違ったっけ?まさか、ブルース・ウェインとしね出てくるなんて。
モモアマン出ないのかなぁと、エンドクレジットを観てると、音楽のところでperformed Jason Momoaの文字が。
モモアマン、音楽で登場してるのかと思ったら。。。酔っぱのアクアマンwww

なるほど、トマト缶の戻した位置が未来(と言うか現代)を変えてしまったことで、父親の動画には映っていることになったのね。
バックトゥザフューチャーがエリックストルツだったりと色々小ネタも楽しかった。

色んな楽しみの詰まった面白い映画だった。

DCU(DCEUからEがなくなったとか)も一旦ここで終わって、ジェームズ・ガンが今後は作っていくと言うのを観て、かなり楽しみになってきた。
マーベルと比べる(比べるもんでもないけど)とやや弱かったDCも、最近のマーベルの失速感で、こちらの方が楽しみになってきた。
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