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ザ・フラッシュのtetのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

前評判良かったからハードル上げすぎたかなー。

最初バットマンの戦闘シーンでテンションマックスに!とにかくカッコよかった。クライマックス級のアクションをいきなり見せてくれました。
フラッシュもご飯食べないと力が出ない設定や、女の子に声をかけられて話が進まないシーンなど、程よく笑えた。
フラッシュのスピード感はめちゃ伝わった。表現力すごいなーと感心。しかし、なんか走り方好きではないかも。赤ちゃん救うシーンもスピード感あってカッコいいんだけど、どうしてもクイックシルバーと比べてしまう。あっちの完成度が高すぎたってのもあるのかね。

フラッシュの父が母を殺してないことの証明になるのがスーパーのトマト缶。買いに行ったことを証明したい。フラッシュは過去に戻れる力に気づいたことで、トマト缶で過去を変えることを試みる。なんやかんやで、別バースの過去にたどり着いてしまい、自分とは違う明るいバリーに出会う。ジャスティスリーグのいない世界。ゾット将軍の侵略に立ち向かうため、バットマンやスーパーガールを味方にする。キートン版バットマン見てた人にはいいシーンだろうなーと思ったが、見てないからそこまでの感動はせず。
フラッシュの成り立ちや能力がうまーく解説されていたところはとても良かったと思う。裸になっちゃうとか、壁に激突しちゃうとか、ギャグシーンもスベってなくて良かった!

序盤のアクションシーンが良すぎたからだろうか。バットマン、スーパーガール、2人のバリーの戦闘シーンはそのまでグッとこず。さらには、この世界線では勝利できることはないと言う、まさかの展開。物語としては面白いけど、主人公以外、全く救われない終わり方ってちょっとショック。どんな闘い、ドラマがあるかワクワクしてたからこれはイマイチかなーと感じた。
明るい方のバリーが犠牲になることでヴィランであるバリーも消滅。

バリーは最後、母に抱きしめてもらう。救えないと分かっていながら母に向き合うのは辛そうだった。ちょっと感動。そして、トマト缶の棚を上に移動させ現在に戻る。
現在、バリーの行ったことの影響からか、父の無罪が確定。ハッピーエンド。
しかし、最後出てきたのがベンアフレックではなくジョージクルーニーのブルースウェインという。これに関してはただのファンサービスなのか、納得できる理由があるのかは不明。
個人的なはDCEUも終わるし、これまでのDC映画やファンの期待に応えたシーンを盛り込んで清算したのかなーという印象。
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