このレビューはネタバレを含みます
バリーのキャラがあまり好きではなかった。これは大きい。
ネタっぽい演出なんだろうけど、高速移動を使って他人の食べ物を奪って食べるとか、壁をすり抜けて隣の家のビールを盗むとか、嫌いです。
ヒーローとして認知されてる状態だから尚更タチが悪い。
チャラいキャラ設定ならいいけど、なんかそのあたりが…
(これはあくまで個人的な価値観なので楽しんで観ている方をどうこういうものではありません)
過去のバリーのキャラも途中までは観ていて疲れた。
ちゃんと観れる感じになったのは、主役のバリーが過去バリーに本音で話しをしたあたりからかな…
スーパーガールが出てきてシリアスな雰囲気になってからは良い感じで観れてたし、トマト缶を戻すシーンまではバリーの成長も感じつつあった。
それなのに最後法廷に急ぐシーンで人のホットドッグを奪って食べる…
父親の裁判に急いでるときにそれくらい我慢しろよ…
しかもシンプルに窃盗だろう…
その上…お店のトマト缶の場所を変えて父親の無罪証明に一役買ったみたいだけど、あれだけ過去を変えることでどうなるか思い知ったばかりなのに…
その結果かどうか知らないが、バリーの時間軸のバットマンも人が変わっている…
単純に作品として多くの有名俳優を多く出して賑やかにしたかったのかもしれないが、個人的には「学ばないやつだな…」という結論に至った。
カメオっぽい出方で有名な俳優さんが何人か出ていたし、DC作品を知ってる人には刺さる演出だったのかもしれないけど、過去のDC作品をほぼ観てない自分からすれば「これがカメオなのかな?」くらい。
ただ、バリー役、スーパーガール役などの役者さんはとても良かったと思う。
個人的に主人公のキャラが自分の好みに合わなかった・ってことだと思う。