超速のヒーロー、フラッシュの最初で最後の単独作品。
現DCユニバースの最終回であり、リセットする作品となってしまった今作。
そんなことを考えずに見てもヒーロー映画としても、タイムループものとしてもかなり面白い。
シンプルに速くて強いのはカッコイイ!
これを嫌いな男の子はいないでしょう!
しかし時を戻すことというのは本人のみならず世界中の全責任を負うことになるかなりの重罪で、ただのエゴで戻していいものじゃないらしい。
誰しも書き換えたい過去があるし、故人を持つ人なら尚更そうでしょう。
最後のスーパーのシーンは涙が止まらなかった。
ヒーローであれば何かを救うことや変えることができるのに、誰かの死や悲しみを救うのではなく、それらを全て受け入れる所がとても人間味があって素晴らしかった。
世界線が集中する場面では歴代のDC作品の面々が集結するシーンはまた違う心の高鳴りを感じた。
後半は最後だから色々やっちゃえ!って感じの出血大サービスなお祭り映画でめちゃくちゃ良かった。
ジェームズガン監督が作るこれからのDCユニバースも楽しみです!
[あらすじ]
スーパーマン、バットマンなどが所属するヒーローチーム、「ジャスティスリーグ」の一員である彼は街を助けてはバットマンの後始末や雑用ばかり。
ある時、自分の超速が光の速さを超えた時、時を遡ることが出来る事を知り、亡くなった母親を助けるために過去に戻るが…