みい太郎

ベイビー・ブローカーのみい太郎のレビュー・感想・評価

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)
4.0
舞台挨拶は当然チケット難しいので
日にちだけは合わせて観てきました。
(なんのこっちゃ笑)
なので当然長くなります😄

監督がソンガンホの大ファンなのは 
知っていたけど…
韓流映画だけではなく
I Uを(お芝居の時は本名のイ・ジウンです)主演に抜擢するとは…
ちゃんと韓流ドラマをチェックしてくれ
てはるんだなと初めから激アツ(笑)
そしてその気持ちになったのがきっと
「わたしのおじさん」で
監督作品を劇中で感激するほどベタ褒めの
セリフを言ってたソン・セビョクも
(はちどりのカンセビョクも出てたー)
起用とは…判ってらしゃる、監督。
そして皆さんが思ったと思う
梨泰院クラスの2人の起用。
ギョンスー良かったねー😂😅😅
ガンホ氏とタイマンだよー😂
そして…
出来るだけ調べないで行ったので
あの彼が(調べない方が楽しいって)
ファニー要員ででてきた時は
小さく「WAO」って
(アメリカ人🇺🇸かっ👏)
呟いていました🤭
セビョクの相方にソニョン先輩を
もってくるあたりクーっ
判ってらしゃる(笑)となる。

私も監督出来るなら起用したい
俳優ばかりだった(笑)
大きく同意だった。

けれど韓国俳優の興奮が醒めると
ずーっと感じてしまった。
俳優の皆さんがなーんだか
イマイチパッとしない。
いつもとはなんだか微妙に違う。
これは…もしや…
監督の演出のが負けているのかしら?の
印象。

リズムがゆっくり過ぎるのと
ゆっくりというか「トロトロ走ってんじゃねえよって」と段々イライラした。
日本式の演出にはやっぱ韓国俳優には
合わないのかなあ…
ジウンの心の変化が見え難かったし
カンドンウォンがブローカーなのに
影と闇がなく癖もなくて…
良人過ぎたり(苦笑)

最終的にはそれは突然解消されました。
「万引き家族」の時と同じ様に
エセ家族の楽しいひととき。
色んな事情でここまでの人生
信頼できる家族が側にいない人生。
だからこそ切に心底欲しかった家族。

子供が欲しい人、捨てる人、
欲しいけど持てない人。捨てたくないけど捨てるしか無い人。
持てるけど持つ事を躊躇する人。
色んな気持ち、複雑な事情。

ラスト20分ですべてが腑に落とせて
貰えた。あの無駄にゆっくりの流れ、
みなまで言わぬが仏。
じんわりじんわり涙が滲む。
ジウンが(ソヨン)再生する為に…
エセ家族の夫や父?が(笑)してくれた事。
噛めば噛むほどハッピーエンド。
クーっ😆
韓国だからこそこの物語が成立してるし
韓国だからこそあり得る関係性。
監督凄いです❤︎
日本の俳優さんたちは
今作観て悔しく思って欲しいと思った。
いい映画が1本、
韓国に取られちゃたんだからあーさあー。


no266
みい太郎

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