このレビューはネタバレを含みます
赤ちゃんポストの外に赤ちゃんが捨てられていくところから物語は始まる。
果たして、
"捨てたのか預けたのか"
"捨てるなら産むべきでないのか"
一度捨てた自分の子に対するソヨン(母親)の孤独や絶望をサンヒョンやドンス(ブローカーたち)が埋めていく。
ドンスの『1人で全部するな』っていう言葉にソヨンは少し希望が見えたんじゃないかと思った。けれど、結局子どもを里親に出す決意は変わらなかったところが意外とストーリーの軸になったのかもしれない。
母親が我が子を想っているということが一貫していた。
ただラストの逮捕の件で一つ理解できない点があった。なぜ最後サンヒョンは俺は必要無くなったと言ったのか。誰か教えてくれ。サンヒョンの心情を、、、。
登場人物はそれぞれの正義が強すぎて感情移入先に少々困った部分もあったけれど、途中でイ・ジウンに取り込まれた。
