えり

ベイビー・ブローカーのえりのネタバレレビュー・内容・結末

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

是枝監督×韓国映画、一体どんな化学反応が?と楽しみにしていたのですが、俳優陣がとにかく素敵です。
人が良くて優しげな借金取りに追われるソン・ガンホはもちろん、児童施設出身で母が自分を迎えに来てくれる日を待ちづけたカン・ドンウォン、奇妙な取り合わせで赤ん坊を売買すべく出かけた彼らを逮捕するべくあとを追うペ・ドゥナ。
ただ、あまりに大団円にすぎる脚本にラストで少しばかり「うーん」となってしまいました。
ペ・ドゥナが赤ん坊を預かるのはまだわかる。だけど、赤ん坊を買おうとした夫婦との心温まる交流、それいる!?
ただしラストシーン、観客が作中で何度も聞いたバンのエンジン音とともに映し出されるみんなで撮った写真がアップになるカット、あのシーンが好きでした。
えり

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