Sachiko

ベイビー・ブローカーのSachikoのネタバレレビュー・内容・結末

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画の日。
最終時間に鑑賞。

一言で言えば良い映画だった。
観終わった後に満足感…
読書でいえば読後感が良かった。

万引き家族
そして父になる
誰も知らない
パラサイト

今までの色んな映画が
ミックスされたようにも感じた。

映画の中で「血は水よりも濃いからな」というセリフがあり
観終わってから改めて調べてみた。

「血は水よりも濃い」というけど、実は血の繋がりのない五人が どんどん本物の家族みたいになっていく。

それぞれに犯罪歴があったり
犯人だったり、親に捨てられた過去があったり
色んな物を抱えているけど
「悪人」はいない。

やろうとしてることは犯罪だし、悪いことかもしれないけど
どんどん本来の良心が涌き出て来る感じ。

そんな5人が周りの人間の気持ちを動かしていく。

ラストも良い感じの終わり方だった。

映画観る前は何故か赤ちゃんのお母さんが藤野涼子だと思ってた 笑
横顔とか似てないですか?

だから、日本が舞台の映画だと思い込んでたら全然違ってた。

ちょっと藤野涼子ちゃん目当てだったところもあったから
戸惑ったけど 笑

「捨てる前は福祉
捨てた後は警察」(?)

日本でも「赤ちゃんポスト」に対して賛否両論あるからね。

でも「捨てたんじゃなくて守られた」ってのは響いたな。

捨てるという選択をせざるを得ない状況を無くしていかなければいけない。

それと暗闇で言った「生まれてくれてありがとう」

あの部屋にいた全員が 一番 言われたかったであろう言葉に胸が暑くなった。


(以下 映画に関係ない話)

映画 始まってから入ってきて
えへん虫がひっかかって
ガサゴソ音をたてて
ちゅぱちゅぱ音を出してなめて
映画が終わるなりエンドロールが流れ始めたら
席を立って帰っていった
多分 おじさん。

映画 楽しんだ?
暇潰しに入った?
何のためにきた?

まぁ、楽しみ方は人それぞれだからいんですけどねー


そういえば、女刑事の咀嚼音。
わざとなんだろうけど気になったー
Sachiko

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