このレビューはネタバレを含みます
赤ちゃんポストに子を捨てたソヨン、その子を売りに出そうとするブローカーの男二人。が、翌日ソヨンが戻ってきたことでバレてしまい、一緒に養子相手を探すことに。ブローカー摘発のため追う警察。ソヨンは実は殺人を犯しており逃走中。次第に家族のような関係になっていくが、最終的には捕まったり行方不明になったり。
ブローカーという設定に対して、この平凡で優しい人物像をぶつけるのがすごい。
みんな悪くないだけに、そもそも大きな救いは存在しない。
暗闇を利用して感情を想像させるシーンが多くて面白い。
「だから 代わりにソヨンを許すよ」
