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ベイビー・ブローカーのhiromiのネタバレレビュー・内容・結末

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

「万引き家族」の是枝裕和監督が、「パラサイト 半地下の家族」の名優ソン・ガンホを主演に初めて手がけた韓国映画。子どもを育てられない人が匿名で赤ちゃんを置いていく「赤ちゃんポスト(ベイビー・ボックス)」を介して出会った人々が織り成す物語を、オリジナル脚本で描く。古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョンと、赤ちゃんポストのある施設で働く児童養護施設出身のドンスには、「ベイビー・ブローカー」という裏稼業があった。ある土砂降りの雨の晩、2人は若い女ソヨンが赤ちゃんポストに預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づいて警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく赤ちゃんを連れ出したことを白状する。「赤ちゃんを育ててくれる家族を見つけようとしていた」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。一方、サンヒョンとドンスを検挙するため尾行を続けていた刑事のスジンとイは、決定的な証拠をつかもうと彼らの後を追うが……。ソン・ガンホのほか、「義兄弟 SECRET REUNION」でもソンと共演したカン・ドンウォン、2009年に是枝監督の「空気人形」に主演したペ・ドゥナら韓国の実力派キャストが集結。2022年・第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、主演のソン・ガンホが韓国人俳優初の男優賞を受賞。また、人間の内面を豊かに描いた作品に贈られるエキュメニカル審査員賞も受賞した。

ソヨンがマイディアミスターの女優さんで、好きな女優さんだったので鑑賞。
万引き家族も好きだったので、見てみたが万引き家族は日本の設定で身近にこんな生活してる人がいるんだろうと感じながら、ショックを受けながら鑑賞したためか、とても心に残った
こちらも同様の家族のネグレクト問題が描かれているが、韓国設定なので、淡々と鑑賞した。もちろん日本にもこのような話はあるのだろうが...
結果、ソヨンが自首して子供を子供のいない警察に預けて育ててもらうのだが、こんな待遇はほぼないと思われ、恵まれず生まれてきた子供の将来という問題を考えさせられる映画
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