このレビューはネタバレを含みます
ソン・ガンホ。韓国といえば彼という図式❗️
クリーニング店を営むサンヒョン、彼には借金があり、養護施設出身のドンスとベイビーブローカーを裏稼業としてる。
そこに赤ちゃんポストに置き去りにしたソヨン、気が変わったのか戻ったら彼らと出くわす❗️
で、一緒に養父母探しの旅に出るのだった。
途中、ドンスの出身の養護施設から抜け出したヘジンも交えての擬似家族のロードムービー。
だが、アンとイ刑事が彼らを現行犯逮捕しようと執拗に追いかけていくのだった。
すごく重い映画かと思いきや、割とポップに仕上がってるから見やすい。
この映画で❓と思った2つの点。
赤ちゃんポストに置かないで、入り口付近に置き去りにしたのは❓
多分、置いたら自分の素性もバレるからかなと。
殺人者のソヨン、子供を巻き込みたくなかったからかと。あとは本気で迎えに来ようと思ってたからかな❓
擬似家族、結局サンヒョン以外警察に捕まるのだが…
後日、暴力団が殺されたニュースをテレビでしていて4000万ウォンも側でみつかったそうな。
それをぼーっと見ているサンヒョン。
これ、あんたがやったんかい❓
そういやぁ、暴力団だが知り合いの子に4000万ウォンを山分けしよう、って言ってたっけ。
これって、ソヨンやみんなを守る為に取った行動だろう。
ソヨンの子供の父親、その奥さんが暴力団と執拗に追いかけてたな〜。
エンディングはこの子を刑事が育てて、関わったみんなで今後どうするか集まろう❗️
ってなってたけど、サンヒョンはそこには行けないようで…
追われてるんだろうなー。
ハッピーな終わり方っぽくて、そうじゃない。
サンヒョンは自分の家族も、擬似家族も失ってしまった。これはほんとに切ないのよ。