ウクレレまさあき

私たちの青春、台湾のウクレレまさあきのレビュー・感想・評価

私たちの青春、台湾(2017年製作の映画)
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“市民、暴力、権力、その所有をめぐる映画祭” にて鑑賞。
台湾学生運動の中心だった陳為廷(チェン・ウェイティン)と中国人留学生•蔡博芸(ツァイ・ボーイー)、そして監督が見た台湾2011年からの記録。
情熱的な活動、対中関係と民族意識、ひまわり運動の成功と、まとまりの無いお粗末な内情、体制の逆襲、スキャンダル...

台湾、中国、香港。それぞれの状況、政治、主義が巨大な壁となって、結局変わらない現実。

ひまわり運動の様な体験をしたら、それぞれに思いが芽生えて動き出しそうなんだけど、中国はでかいし学生達は非力。何ともフラストレーションが溜まる。
その事実が、監督の青春映画になっているという構成。なるほど。

以前に増して、台湾に興味を持った。