ひまわり運動の中心人物二人を追ったドキュメンタリーです。台湾の社会運動に迫るというより、撮るということはそこにフィクション性が生じるということを結果的に描いている映画でした。こうあってほしい現実を撮…
>>続きを読む【どこで挫折するかの違い】
日本の戦後の大衆的な政治運動は挫折の連続だった。
いちばん盛り上がったのは60年安保だろう。デモ隊が国会を取り巻いた。
60年代末の学生運動も、荒れに荒れた。東京大学と…
沢木耕太郎のノンフィクションを読んでいると、対象に密着しつつ仕舞いは観察者沢木耕太郎の思いが滲み出てもはや私小説ではないかと思うことがある。本作の監督傅楡(フー・ユー)の姿にそれを感じる。尤も沢木耕…
>>続きを読む太陽花學運(ひまわり学生運動)の中心となった人々をあまりにも生々しく映し出す。永遠のカリスマなど存在せず、結局はその時代の主人公が立ち上がるしかない。
民主主義という命題に対して、もし自分が時代の主…
このレビューはネタバレを含みます
ドラマみたいにはならない。
この言葉が全てであり、嘘偽りなくカメラが回される、この事実と若者たちの訴えに日本国民のいち若者が感化される。同世代とは思えぬ何かを変えなくてはという意志と熱い行動力。決し…
こんなドキュメンタリーの撮り方があるなんて知らなかった。
台湾の学生運動や占拠は台湾の民主主義のよき象徴のようなイメージだったが、いざ映像で観せられると、これらについて語る言葉を私は何一つ持ってい…
1人じゃなくて2人を長期間追ってるのが凄いし巧いなと思った。ナショナリズム-インターナショナリズムの間で揺れる2人。ネットやカメラを誰でも持つようになったことって当事者意識、とか主体性にどれくらい影…
>>続きを読むずっと観たいと思っていたらいつの間にかAmazon Prime Videoにあった。情報をくださったTwitterのフォロワーの方に感謝…。
台湾のひまわり学生運動をトピックの中心に据えながらも、監…
台湾の「ひまわり学生運動」は概要しか知らず、詳しく知りたくて観てみました。
ちなみに、青春ストーリーではありません。
ーー「ひまわり学生運動」とは、2014年3月18日に、中華民国(台湾)の学生…
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