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ヒトラーに盗られたうさぎの先生のネタバレレビュー・内容・結末

ヒトラーに盗られたうさぎ(2019年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ヒトラーが選挙で勝つ直前にダッシュしたユダヤ人一家の話。

勝つ前から、狙われている感じが怖かった。でも、こっちはどうなるか分かってるからハラハラするけど、彼らは知らないんだよな。それでも逃げる決断をしたのは良かった。

家政婦のおばさんは、脅されて電話してきたんじゃないかと思ったけど違うっぽくて良かった。生き延びることは出来たのかと考えてしまう。

転校の多さは不憫に感じた。主人公はまだ幼いけど、兄のほうがめちゃくちゃ苦労したのでは?と思った。

フランスにいってもユダヤ人で差別されるの可哀想。

主人公が富裕層の甘やかされた子供って感じであまり好きになれなかった。こういう感情は良くは無いよなあ。子供らしさを奪うのは良くないけど、死ぬかもしれないのになあという焦れったさを覚える。

最後はイギリスに渡る舟で終わり。
全体を通して見ると、ナチスの恐怖に終われて逃げて、さらに良いところへという流浪なんだけど、面白く見られたのが良かった。
ユリウスおじさんも助かって欲しかった。
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