シャー・ルク・カーンのレッド・チリ・プロダクションによるNetflixオリジナル映画。
インド映画ではあまり評判が良くなかったNetflixオリジナルの映画作品だが、これは短い時間に’80年代以降のボリウッドの警察・ヤクザ絡みのアクション映画のエッセンスを掬い上げてコンパクトにまとめあげており、この手の映画の入門編として見ておくと、英語字幕ならそこらじゅうで見られる配信のボリウッドのアクション映画の入門になるので便利だ。
話自体は陰惨で暗いけれど、このジャンルはどの映画でも大なり小なりそうなので、時間が短い分まだ見やすい。
物語の陰惨さが気にならないのならばハリウッドや韓国のアクション映画より暴力シーンはかなりデフォルメしてあるので、このジャンルはインド映画の方が見るのは楽です。
教官役のボビー・デーオールは’90年代から2000年代にかけて人気のあったスター俳優だがここしばらくヒットがなかった。
この映画の主演をきっかけに配信映画やマルチスター映画で復活していて、ファンとしては嬉しい。この映画の教官役は見事にハマっていました。
ちなみにNetflixオリジナル映画は2021年に入ってからインド映画でも良作が増えています。