大学の構内にある、夜中に歩くと死ぬとされる「女鬼橋」で肝試しをして以来、相次いで変死した大学生サークルを追う取材クルーを襲った死の怪奇現象。最近、『読むゾゾゾ』という本をシリーズで読んで廃墟や心霊スポット熱が高まっているものの、お祓いとかをセットで行くことを考えると足が進まず、かわりに心霊スポットで死ぬ映画を観て溜飲を下げようと鑑賞。
どこにでもある普通のビックリホラーでした。もうその時点でそれ以上はない。どれだけ細部に工夫が凝らされていても、ドガーン、ボーン、ガーンですべては終わり。台湾の大学の古くて寂れた雰囲気はわりに好きでした(タコ部屋みたいに汚れたトイレも良い)。程よいエキゾチック感。ラストの余韻もなかなか◎。