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呪われの橋のdm10foreverのレビュー・感想・評価

呪われの橋(2020年製作の映画)
3.9
【学校のカイダン】

最近、台湾発のホラーが元気なイメージがあるのは気のせい?
「呪詛」もそうだし「哭悲」なんかもそう。
他にも「紅い服の少女」「返校」「怪怪怪怪物!」なんかもある。
・・・そっか、あまり意識してなかったけど、どれも結構好きだったな。

なんだろうかね?
台湾って、いわゆる「東南アジア」と言われるタイやベトナムみたいに、日本や韓国(いわゆる東アジア)とは気候や文化的にも全然違うような雰囲気ともまたちょっと異なっていて、感覚で言えばこちら側(東アジア)に近い感じもするんだけど、でもどこか漂う異国感っていうのもあって・・・。
歴史的なベースに中国というものがあったとしても、やっぱりそれとも明らかに違うものがある。
「台湾」という国は、僕の中ではちょっと掴みどころのない独特な雰囲気を持った国っていう印象なんですね。もちろんいい意味で。

・・というところで今作。
Filmarksでの評価は決して高くはないんですが、これ、見方によっては中々怖く出来てるんですよね。
それこそ、タイ版の「コンジアム」的な要素もありつつ、1度見ただけでは全容が掴めないような設定や伏線の数々もありつつ。
まぁ「コンジアム」は所見の時に「これじゃない感」みたいなことを散々書いちゃいましたが、その後改めてサブスクで観てみたら、これがなかなか怖かったのよ。
そもそも、ちゃんと「怖がれた」ってことはあまり記憶にも残ってなかったんかな・・・( ̄▽ ̄;)

ってな感じで、ダメって言われたことをやってみたくなるのが「若気の至り」っていうのはやっぱり万国共通。

続きはちょいとネタバレも含みますので、フィルターかけて「女鬼橋の13段目」に置いておきます。
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