次世代への継承という話やっぱり熱い。
玉川よしおのまさかの登場だが、サプライズで終わることなく、次期部長への期待を見せる構成にちゃんとなっている。
2戦目、3戦目もファンの思っていたオーダーとは違うのだろうが、ここもやはり“世代交代”という面から、3年生がいたときと同じままやっても未来はないという部長たちからの叱咤激励と、部活動の本質みたいなものが込められている。
『テニスの王子様』に限らずだが、創作物という現実には存在しない世界に対して、彼らはファンのためにテニスをしているんじゃない、自分のためだ。という視点を持ってくるのは見事。