このレビューはネタバレを含みます
氷帝は実力的には青学立海より四天宝寺と戦ったほうが面白いと思うけど、やはり人気2TOPの激突は熱い
日常パートは尺もサービスもちょうどいい
D2
原作でモブのような出番しかなかったキャラをアニオリでしれっと活躍させるのがアニプリの面白いところ
丸井ジャッカルを再度見たかったのもあるけどジャッカルに対してもちゃんとフォローがあるのがテニプリの優しさ
玉川役は絶対大谷育江！って声優が言ってたけど願い届かず
赤也しか出てなかった2年生の活躍。継承がテーマの本作と立海が負ける理由に最適。先輩としてのブン太が見れるのも嬉しい
「“俺ら”ダブルス専門」だったはずなのに、羆落としと人気で氷帝の不二扱いになってシングルスまで強い設定になった忍足
それからまたこの2人のダブルスが見れるのは嬉しいしおまけにしてはご褒美すぎる回想付き
元No.1ダブルスのコンビネーションと絆
そして負け試合しかなかった向日の初勝利が見れる
このD2だけでかなり満足度高し
D1
結果が見え見えなためか圧倒的に尺が短いが、幸い推しキャラもいないので個人的には気にならない
短いながらも4人それぞれの強さは描かれるが、先輩後輩の継承がテーマなだけにここではドラマは氷帝のみ
完全に王者VS挑戦者の図
鳳樺地コンビはまた見てみたい
S3
一見地味ながらかなり激ダサ…いや激アツでありいろんな意味でうまい対戦カード
仁王不在のため柳生がシングルスにまわる（名古屋星徳戦でもシングルスだったので違和感もない）
元シングルスプレイヤーの宍戸のシングルス復帰戦
スピードショットの柳生に対し動きが速い宍戸
そんな2人が互いのパートナーから得たものもチカラに変えてぶつかり合う
クライマックスの緊張感が原作に引けをとらないアニオリは他に記憶にない
どちらも成長を見せつつ執念でわずかに上回り勝利を掴み取った宍戸の姿にはこっちまでガッツポーズ
試合結果だけなら予想外のものはないが素晴らしい盛り上がりで締め括った前編
