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新テニスの王子様 氷帝vs立海 Game of Future 後篇のtkyのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

3試合10人を描いた前編に対し2試合4人だけを後編で描く


S2

始まる前から結果は見えてしまうけど見たかったカードではある。他校の頂上対決というか、カリスマ頂上対決?
それ以上に継承がテーマなだけにこの試合を先に持ってきたことに大きな意味がある
試合展開はアニオリらしい新旧技の応酬と長すぎるタイブレーク
手塚との名試合を展開した2人ながらドラマが弱いのは残念。タイブレークもデュエットも焼き直しに思えてしまう。原作のW杯終わってから制作されてたらもっと2人の掘り下げができたかも


S1

強さだけでなく人気も前の試合の2人に劣る2年生同士の対決が最後のカード。ただのファンサービスではなくちゃんと作品に意味を持たせる、さすが許斐先生マッチメイク

しかし日吉は初登場時に比べてビックリな人気上昇と扱いの変化
リョーマと対戦する上でモブに言わせただけの「シングルスなら鳳にも勝ってる。氷帝の次期部長候補」というセリフがここまで膨らんだ
残念ながら向日と違ってここでも負けてしまった日吉。乾海堂はともかくリョーマ跡部赤也とは相手が悪すぎる
リョーマ戦では魅力を全然感じなかったが人気向上もあってどんどん成長と魅力が伝わる面白いキャラ。こういう化けるキャラが何人もいるのがテニプリの魅力の1つ。
前編よりも1試合の尺がとれて、新人戦でも対戦してる2人なのに回想がなかったのだけは謎。より日吉の成長が伝わったはず。
次は勝利という2文字を見せてくれ

D1ほどではないが王者VS挑戦者の雰囲気が強く、W杯で成長した赤也の更なる成長が弱いのは赤也推しとしては残念だけど、久しぶりに彼のシングルスが見れただけで本当に感謝


仁王推しの人は残念だろうけど、W杯ではブン太や柳より大活躍で最後出たからいいでしょう

試合の内容だけなら前編のほうが面白いけど、好きなキャラは後編に集中してるので評価は同じ
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