タイカ・ワイティティ初監督作のショートムービー。ネオンが煌めくホテルの前に駐車している1台の車、車内には暇を持て余す兄と雑誌を読む弟が親の帰りを待っている。すると、そこに1台のアメ車が隣に駐車し、大人の男女が車内に少女を一人残しホテルへと消えていく。隣の少女が気になる少年の一夜だけの初恋物語。
白黒の映像と淡々とした会話、今のタイカ・ワイティティとは一味違う、ジム・ジャームッシュのような雰囲気が漂っていた。字幕が無かったのであまり、会話の内容は理解していないが、大人の情事の合間に起こる子どもだけの世界の心地よさとドキドキ感が良かった。やっぱり、この年代の男女は女の子が大人っぽくて、男の子がガキっぽくなるのね。
