「昏倒・昏睡後に目覚めると近い記憶のみ喪失しているウィルス性脳疾患」が蔓延する近未来東京を舞台としたラブストーリー群像劇ということみたい。
何ら緊迫感もなく、強い感情刺激も知的好奇心喚起もないまま淡々と進む展開。
サブテーマというかリアルテーマとして「虚無的状況からの希望」がもしかしたら描かれていたのかもしれないが、こちらとしては無感情無反応なままだったので何とも言い難い。
ヒロインの演技力が弱かったのはかなりの痛手となったように感じた。
とはいえ自主製作(?)としては結構まとまっていたんじゃなかろうかとも思われたかな。