悲しい未亡人との焦がれた情熱的な恋。
招かれた美しいマンダレーに、人に色濃く残る死んだレベッカの影。
前半の2人の恋愛模様が美しくて魅入ってしまった。全てがロマンチック...
後半からもろサスペンスのレベッカの謎が解けていくという感じ。
てっきりレベッカの幽霊とか出るんかとおもた。
旦那が話したがらなかったり、魅力的すぎてみんなが未練タラタラのレベッカが語られていて、
かなり気になる人物として描かれていた。
作品全体を通して怪しい人物として描くのに成功してたけど、死んだ理由とかの結末が微妙だったなぁ...
残虐って言う割に性に奔放なだけだったし。
有名な癇癪と言われる割にちゃんと理にかなったただの怒りだし。
物語の舞台である重要な建物ってサスペンスにおいてマジで燃えがちだよな
影がある系の作品だったけど、オチ含めてわりと人間味が溢れてて後味はサッパリ。
最後の含みのある表情は、勝利の笑み？
海岸や街並み、そしてマンダレーは勿論その内装やレベッカの部屋も美しくてとても良い。
特にレベッカの部屋が、装飾の多い洋風でいて澄んだカラーで素敵。
仮装舞踏会も華やかで良い。
ファッションも見どころ！
アーミー・ハマーもリリーも凄くお洒落。
てか貧乏ガールにしてはめちゃくちゃセンスあるし上品だよな...
