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11月1日のmのレビュー・感想・評価

11月1日(2019年製作の映画)
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SSFF&ASIA 短編映画傑作選

息子を殺されて病んでしまった母親とそんな母親の側に居続ける娘。

ギュッと重厚で脳も心も疲弊。

病んでいるなんてそんな容易な言葉だけでは表せないような様子の母親。
娘、よく28年も一緒にいられるなと感心する。"親だから"かもしれないけれど、、。
対話の圧に😨となって「きっとこの母親、息子が殺される前から態度がでかかったのだろうな罵倒するのなんて日常的だったのではないのだろうか」と変な目でみてしまった、、

母親は切実なのかもしれないけれど、死刑が執行されたところで何か変わるのか。
晴れることのない闇の中で母親も娘も一生を過ごすのだろう。
きっと加害者の周りの人間も同じ。

人一人の命を奪うことがどれだけ許し難く罪深いものなのかを改めて感じ考える24分。
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