このレビューはネタバレを含みます
原題は「Freaky」。異常な・奇妙な。
ご機嫌なホラー&コメディ映画だった。二人の中身が入れ替わってからは、片方は景気のいい殺しっぷりを、片方は中年男性の体に四苦八苦するコメディ演技を魅せてくれる。
ヒロイン役のキャスリン・ニュートン、見覚えあると思ったら『名探偵ピカチュウ』にも出てたのか。
殺人鬼役のヴィンス・ヴォーンもいい俳優だった。ポスターだと二人の身長そんなに差が無いけど、実際の映画では彼はレザー・フェイスやジェイソン並みにデカい。
・・・ただ、「殺人鬼と女子高生の中身が入れ替わってしまって、さあ大変」以上の事が起きない。言ってしまえば出オチ。
中盤の、あのキスシーンはやりすぎだった気がする。「この絵が撮りたかったんだなー」というのが透けて見えて、冷めてしまった。