レオ

ザ・スイッチのレオのレビュー・感想・評価

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)
3.8
とある街に巨漢の連続殺人犯、ブッチャーが出現した。彼は次々と学生を血祭りにあげ、少女ミリーを短剣で刺すが、それは魂を入れ替える呪物であり、ミリーとブッチャーの精神が入れ替わってしまう...というストーリーのホラーコメディ。

「ハッピー・デスデイ」でエンタメ性が高く、マイルドな作風でホラーの敷居を下げた監督の最新作。

今作ではスプラッター描写が解禁されているため、人を選ぶようになったのは否めないが、その他の雰囲気はハッピーデスデイに通じるライトホラーな感じ。

精神が入れ替わった後の役者の演技がどちらも面白いし上手い。おっぱい揉むシーンは「君の名は」じゃん、とちょっと思ったり。

名作ホラーのオマージュ的な描写も沢山あり、往年のホラー好きはネタ探しをする楽しさもありそう。

家族、恋愛、友情といった青春モノのエッセンスが上手く入っている点も変わらず王道のエンタメ作品感があって良い。

でも、これ状況的にミリーも逮捕されるのと違うかね?(笑)

■共通項目
脚本:☆☆☆
映像:☆☆☆☆
音楽:☆☆☆☆
役者:☆☆☆☆☆
キャラクター:☆☆☆☆
オリジナリティ:☆☆☆☆
個人的好き度:☆☆☆

■ジャンル項目(ホラー、コメディ)
ビックリ度:☆☆☆☆
ドキドキ度:☆☆☆☆
グロ度:☆☆☆
(恐怖度:30)
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