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ザ・スイッチのますのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

90年代だったら金曜ロードショーで何回も流れてるタイプのハッピーコメディ(人はたくさん死ぬ)。もうひたすらおじさんがかわいい!中身が女子になったいかついおじさんが走り回ってるだけで楽しいのに、殺人鬼インによりイケてる女になった女子高生もかっこよくて嬉しい。しかしやっぱ男心はおじさんの方がわかってんだよな…。

作品としては、基本をしっかり押さえたエンタメという感じで、ドタバタしつつも序盤に提示された問題を綺麗〜に回収していくのでとても気持ちよかった。ミリーの成長にこちらまで嬉しくなる。

すごく余談だが、ホモソーシャルの呪いによってゲイと打ち明けられないアメフト部×CO済みゆえ異端扱いされる自由奔放なゲイの組み合わせがブッ刺さってしまって5秒だけすごくいい夢を見させてもらった。アメフトくんは死んでしまったが、どんな思いで今までジョシュを見つめてきたのだろうか…その羨望と嫉妬と恋心の入り混じった暗い情念よ…と考え出すと一本書けてしまう。ありがとうございました。
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