90年代のアイルランドの田舎町で、セクシャルマイノリティであることに気づかないふりをするエディと、マイノリティであることは否定はしないけど周りがうるさくて辟易しているアンバーが、カップルのふりをして卒業までを乗り切ろうとする中で、己の内面に答えを見出していく青春ストーリー。主役のふたりがめちゃくちゃキュートなのに対して、クラスメートのビジュアルが強烈なのが謎のコントラストを生んでいて笑える。
ここではない、べつのどこかへ。
自分を理解してくれる人、愛してくれる人がいればそこが安寧の地となる。
エディにも見つかるといいな。
ラストはちょっと泣けた。