Kaoric747

恋人はアンバーのKaoric747のネタバレレビュー・内容・結末

恋人はアンバー(2020年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

昔も今もアイルランド(に限らない)の田舎なんてこんなもので、若い子たちは理由は違えど都会に出たい。ましてやLGBTQ当事者だったりしたら。ちょっとしたことでも町中の人が知ってるとか、厳格なカトリックとか、女は頭良くなくていいとか、彼氏彼女(男女カップルという意味で)がいて当たり前とか、結婚して子供産むのが幸せとか、本当にクソでしかない。アンバーの後押しがあったからと言って、エディが自分自身のセクシャリティを受け入れて生きていけるようになるのか正直分からないけど、少なくとも1人だけは自分の味方がいてくれるってことが、どれだけ生きる力になるかと言う話。こんなことで悩まなくていい世の中が来ればいいと思う。そもそも自分がどんなカテゴリの人が好きかなんて公言する必要なんかないのに、それをしないと生きづらいし、それをしたところで環境に恵まれないと生きづらいって絶対に間違ってると思う。
そして、2022年はアイルランド島関連の映画が健闘。いい年だった(2022/11/3 kino cinéma天神)
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