予告編を見て気になり、ほぼ予備知識なしで鑑賞。
何なのコレ…何を見せられてるの？ストーリーはほぼ無いし何の説明もなく同じシーンのリフレインが続く。
監督が画家ということなので、絵画を色々な角度で見たらどうか？とか絵画を動画にしたら？の実験かなぁ。光と闇の印象が強い。
決して娯楽性は高くなく、どちらかというとアート作品になる気がする。美術館で展示されてて、一編ずつ観て回るのが丁度良さそう。昔BSでやってた「真夜中の王国」でアート映像作品を観るのが好きだったことを思い出した。
約一時間の作品だけど、後半は集中力が途切れてしまいあまり覚えてない。とか言いつつも一晩寝て起きたらまた観たくなってるという…不思議な中毒性のある作品。やはり音楽と一緒でミニマルなものには高揚感を覚えるのだろうか。
弦楽器の音楽もかなり良かったし質感はとても好きです。
改めて映画表現の幅広さを思い知らされた。
