浅野公喜

らせん階段の浅野公喜のレビュー・感想・評価

らせん階段(1946年製作の映画)
3.5
喋れなくなった女性が事件に巻き込まれる古典サスペンス。
モノクロ故により魅力的に見える映像が印象的な作品で、ハンデが有ることで危機的状況をどう切り抜けるかがスリリングな気分を味わせてくれます。そして過去の出来事や恐怖で怯える所を主人公演じるドロシー・マクガイアが目線や表情だけで見事に表現。犯人の目のドアップも強烈で、殺人の動機を知るとやはりこの時代から男らしさの強要が有るという事が伺えます。
浅野公喜

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