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らせん階段の一のレビュー・感想・評価

らせん階段(1946年製作の映画)
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『暗くなるまで待って』×『夕暮れにベルが鳴る』的な密室スリラーであった。手回し映写機とピアノ伴奏によるサイレント映画上映シーンのOPがまずワクワク。そして最初の殺人シーンで突如として暗闇に現れる眼!シオドマク監督の眼らしいが、その後も頻繁に登場する。鏡に映る唖のドロシー・マクガイアの口が無くなっているという、その眼からの主観ショットが恐ろしくてよかった。
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