らせん階段に投稿された感想・評価 - 12ページ目

『らせん階段』に投稿された感想・評価

朝田

朝田の感想・評価

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面白かった。後半の声を発せないヒロインと殺人犯の追跡劇がめちゃくちゃハラハラする。台詞はほとんど無く、代わりに不穏なライティングが階段を禍々しく映すことで緊張感を見事に造り出している。

ロバート・シオドマクのフィルム・ノワール。制作はドア・シャリー、RKO 配給、白黒スタンダード。障害者や弱者ばかりを襲う連続絞殺魔に狙われたヒロインの恐怖の一夜を描く。ヒロインのヘレン(ドロシー・マ…

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ryosuke

ryosukeの感想・評価

3.9

シオドマク4本目。事件に動きがない中盤に若干ダレる以外は理想的なノワールといってよい良作。
オープニング、クローゼットの服が揺れ、目の超クローズアップが差し込まれる。その瞳に映る歪んだ映像がターゲッ…

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一

一の感想・評価

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『暗くなるまで待って』×『夕暮れにベルが鳴る』的な密室スリラーであった。手回し映写機とピアノ伴奏によるサイレント映画上映シーンのOPがまずワクワク。そして最初の殺人シーンで突如として暗闇に現れる眼!…

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出てくるみんなが怪しく見えて、新しい人が出てくる度に「もしかして、この人が犯人?」と、こちらもドキドキしてしまった。
半兵衛

半兵衛の感想・評価

3.9

70年以上前の作品なので死体描写はソフトではあるが、障害のある女性ばかりを狙う殺人鬼のキャラクターや彼の目のアップをはじめ様々な凝った映像やディテールの使い方が冴えていて後年のジャーロやサイコサスペ…

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こいつぜってえ女束縛するだろ…と思ってた奴がズバリ犯人で嬉しかったです。

屋敷が舞台なのは「声の出せない娘が他人に助けを求めるのに困惑する広さ」だからなんですね、賢いな〜。
くるみ

くるみの感想・評価

3.7

口がきけない女性を主人公に据え、ストーリーはシンプルながら憎い演出を効かせたサスペンス感たっぷり殺人スリラー。
浮かび上がる手、怒気宿る眼…すべてを映さずして犯人の行動が分かる冒頭部分はぐっとひき込…

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このレビューはネタバレを含みます

 体の不自由な女性ばかりを狙った連続殺人犯と、過去のトラウマから発話障害を負った女性ヘレンを巡る傑作サスペンス。

 まずタイトルの「らせん階段」だが、上から撮っても下から撮っても、なんなら横から撮…

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連投すみません💦

館の中の閉鎖空間での追い詰められ型スリラーです。
後半の展開はクラシックな作品でありながら、とてもスリリング。
女性が喋れないため、外部に助けを求める事が出来ないスタンダードなあ…

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