ロバート・シオドマクのフィルム・ノワール。制作はドア・シャリー、RKO 配給、白黒スタンダード。障害者や弱者ばかりを襲う連続絞殺魔に狙われたヒロインの恐怖の一夜を描く。ヒロインのヘレン(ドロシー・マ…
>>続きを読むシオドマク4本目。事件に動きがない中盤に若干ダレる以外は理想的なノワールといってよい良作。
オープニング、クローゼットの服が揺れ、目の超クローズアップが差し込まれる。その瞳に映る歪んだ映像がターゲッ…
『暗くなるまで待って』×『夕暮れにベルが鳴る』的な密室スリラーであった。手回し映写機とピアノ伴奏によるサイレント映画上映シーンのOPがまずワクワク。そして最初の殺人シーンで突如として暗闇に現れる眼!…
>>続きを読む70年以上前の作品なので死体描写はソフトではあるが、障害のある女性ばかりを狙う殺人鬼のキャラクターや彼の目のアップをはじめ様々な凝った映像やディテールの使い方が冴えていて後年のジャーロやサイコサスペ…
>>続きを読む口がきけない女性を主人公に据え、ストーリーはシンプルながら憎い演出を効かせたサスペンス感たっぷり殺人スリラー。
浮かび上がる手、怒気宿る眼…すべてを映さずして犯人の行動が分かる冒頭部分はぐっとひき込…
このレビューはネタバレを含みます
体の不自由な女性ばかりを狙った連続殺人犯と、過去のトラウマから発話障害を負った女性ヘレンを巡る傑作サスペンス。
まずタイトルの「らせん階段」だが、上から撮っても下から撮っても、なんなら横から撮…
連投すみません💦
館の中の閉鎖空間での追い詰められ型スリラーです。
後半の展開はクラシックな作品でありながら、とてもスリリング。
女性が喋れないため、外部に助けを求める事が出来ないスタンダードなあ…