Maiko

甦る三大テノール 永遠の歌声のMaikoのレビュー・感想・評価

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三大テノールの軌跡を振り返るドキュメンタリー。
パヴァロッティの映画を観てカラカラ浴場でのコンサートに感激したので、その模様がもっとたくさん見られて嬉しかった。
ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴ、ルチアーノ・パヴァロッティという3人の稀代の歌手はもちろんだけど、ズービン・メータという指揮者がいなければ、きっとこんなにぴったりと組み合わさることはなかったんじゃないだろうかと思わせる。
この4人が揃ったのは奇跡。

それぞれが違う種類の素晴らしさを持っていて、とにかく上手い。オペラでの本領発揮はもちろん、“My Way”や“バラ色の人生”といったオペラ以外の曲を歌っても、まぁ声が良く、多少不安定なところがあっても気にならない。

誰が言っていたか忘れてしまったけれど、「パヴァロッティは自然現象だから」という言葉に笑ってしまった。わかる。
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