パピワン

65/シックスティ・ファイブのパピワンのレビュー・感想・評価

2.7
坊主憎けりゃ、袈裟まで憎いっ!
スターウォーズEP7-9が憎けりゃ、カイロ•レンも憎いっ!!

演じている役者さんには恨みはございやせんが、好きなものを汚され、ふざけたもん作られ、見せられた身としては許し難いってのが人の情であり、それが業…
(カイロ•レンがストームトルーパーに混じってみた!みたいな、悪ノリ大学生みてぇな「ディズニー公認」の動画とかいまだに許してねぇからな!)

はてさて本作、かつて憎きカイロ•レンを演じたアダム•ドライバー主演作品。
93分の短さ見やすさにも関わらず、フィルマの平均点数はお世辞にも高いとは言えないもの…
しかし、物事は自分の目で見て自分で判断せにゃあなっ!!

…無印「ジュラシックパーク」の方が20倍は面白い…

あらすじ!!
惑星ソラリス、そこで幸せに暮らす家族。
宇宙船パイロットのミルズ、妻のアリア、そして娘のネヴァイン。
パパのミルズは娘のネヴァインの病気治療費を稼ぐため、宇宙に2年間の探査ミッションにつく事を決意。

んが!!!
探査中、ミルズ、他の乗員が睡眠中に宇宙船は隕石群と衝突!
わざわざテロップで丁寧にご説明、6500万年前、白亜紀の地球に不時着してしまう!
(テロップで説明してくる演出クッッソ下手くそだと思うんだが!?)

そこは白亜の時代の地球の覇者、恐竜🦕🦖どもが跋扈、魑魅魍魎の地獄変!
他の乗員、乗客が全て死んだと思い、絶望するミルズ…
しかし、同じ生き残りの少女コアと出会い、この白亜紀地球からの脱出を考える!!

はたしてミルズとコアの運命やいかにー!!??

てきなお話し!!??
舞台がよぅ、事前情報で太古の地球ってのは観客は当然把握してるんだわ。
そこに現代人がどうやって行き着くんだろう?タイムトラベル物かな?それともマルチバース系かな?
と我々視聴者は思案しながら見るわけだ、フツーはな。
それが6500万年前の地球。
ってテロップが流れてきた時にはそりゃー冷めちゃうわけだ。

あ、この映画は「猿の惑星」じみた仕掛けもなんもなく、ただ単に人間にクソ似た異星人がたまたま!!太古の地球に降り立つんだ…フーーン…とな。
そこの部分は差し置いて、中身が肝心なのが映画!

中身自体はなんとも全編通して盛り上がりに欠ける作り。
恐竜がでてきても緊張感もワクワクもなんも感じない😐スンッ…とした気持ちになるのはこの映画の演出が下手なのか、年末仕事納めでハシャギすぎて俺の感情が無くなったのかどちらなのかしら…

ただ、底なし沼にハマった恐竜をミルズとコアが助けて、「お?バイオ4みたいに後々恩返ししてくれるのかな?」と思った直後に他の恐竜に喰われたのは笑えたよ😊
この時代のヤバさを表現したかったんだろうが、映画全編通して迫力ないし、なんか白亜紀ぽくないからシュールな感じに落ち着いた印象。

あとはTレックス??がマジでモンハンのティガレックス。
見た事ないから当然知るよしもないが、白亜紀の地球ぽさを感じられないし、わざわざ地球にしないで他のところが舞台で良かったんじゃないかな…?

こんな中途半端な作りにするくらいならアダム•ドライバーにライトセイバー持たせてスターウォーズモンハンさせた方がブッ飛んでて面白かったと思うぜ!

以上!!
仕事納めをし、ワクワクの年末年始を迎えるパピワンでした!!
勝ったな!ガハハ!!
パピワン

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