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シングルマンのよのネタバレレビュー・内容・結末

シングルマン(2009年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

映像は確かに全編を通して美しい。映画というよりはファッションブランドのプロモーションビデオを観ているようだった。
ただ映像に一貫性がないのが気になる。意図的に映像に一貫性を持たせなかったというよりはやってみたかった映像を詰め込んでみましたっていう感じがした。
それにお洒落ではあるが、特に革新的ではない映像かな…。

構図や劇中のグッズの数々、セットはお洒落でかなりレベルが高い。
ストーリーは別段面白いとかではないが、心に残る台詞は幾つかあった。
あとコリンファースの暴力的なまでのダンディズムはカッコよかった…!!

めちゃくちゃ凄いとか超お気に入りとかにはならなかったけど、初監督作品でこれはかなりレベルたけーなって感じでした。

※追記

宇多丸の解説を聞くと自分の見方がかなり浅はかだった事がわかって恥ずかしい。
確かに色眼鏡かけまくりで観ちゃったかも…。
上に書いたことは初めに観た時の感想をそのまま書いたから残しておくけどもっと深い見方をできるように精進したい。
自分が感じたことへのアンサーが宇多丸の解説にかなりあって聞いてよかった。
結論 : 宇多丸師匠はすげえ
よ